2018年3月、オーストラリアで起きた中国俳優の高雲翔(ガオ・ユンシャン)による性的暴行容疑事件。これにより、女優范冰冰(ファン・ビンビン)と共演を務める歴史ドラマ『巴清伝』はお蔵入りを余儀なくされた事に、放送を待ち望んだ多くの視聴者を失望させ、そして高雲翔が引き起こした不祥事はファンの間で衝撃が走った。


『巴清伝』の制作会社である「唐徳影視公司」は、本作へ投資した5億元(約83億円)の損失を少しでも埋めるため、一時はドラマの取り直し案も計画されていたが、資金追加が難航中、またもや去年の10月に起きた范冰冰の脱税事件により、「唐徳影視公司」は更なる深刻な打撃を受けることになった。

そんな一連の事件の被害を受けた「唐徳影視公司」は4月4日付け、『巴清伝』に出演した高雲翔と妻である董璇(ドン・シュアン)が100%株保有の「北京芸璇文化経済有限公司」に対し、正式的に起訴をしたとメディアが報じた。裁判所は高雲翔と董璇名義の会社の資金を凍結し、その金額は6千万元(約1億円)を超えるという。


しかしその報道を受け、長い間沈黙を保ってきた事件の当事者である高雲翔はすぐさま微博を通じ、初めて一連の事件に関する反省と謝罪の意を表明した。コメントの中で高雲翔は今回起訴された被告人はあくまでも自分自身であり、妻の董璇ではない事を強調。遠く離れた異国にいながらも、妻を守る夫としての姿勢も見せた。

近日、高雲翔が起こした性的暴行容疑事件で家族にまでその被害が及んだ事に、ネット上では激しい批判が起きているが、現時点ではあくまでも容疑であり、事件の真相は未だに解明されておらず、有罪判決も下されていない。高雲翔は事件発生後から今もなおオーストラリアで身柄を拘束され続けており、最終判決が出るまでにはまだまだ長い時間がかかりそうだ。

昨今、中国でも芸能人たちによる法律違反や道徳に欠けた行いにより、多くの番組や映像作品が被害を被り続けている。ファンを失望させず、制作側に迷惑をかけないためにも、芸能人たちは法律を守り、品性を養い、そして正しい価値観を持って活動を続けて欲しいものです。

情報元: 高云翔正式被唐德影视起诉 6000万财产遭冻结